
著者 :逢坂 冬馬
出版社 :早川書房
出版年 :2024年
ジャンル:歴史フィクション
ページ数:608P
キノベス! 2022 第1位
2022年本屋大賞受賞
第166回直木賞候補作
第9回高校生直木賞受賞
第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞
Thought3
Bitter2
Sadness2
Fear2
あらすじ
独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。
おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵”とは?
ひとこと感想:
この小説は登場人物が次々に殺されます。
ものすごいネタバレをされたように思うかもしれませんが、それが戦争です。しかし、戦禍の中にいては殺した人数さえもが勲章の一つになります。それは、幼い少女に対しても例外ではないのです。
この本を読むことで戦争反対、という安易な感想を持ちましたが、実際、自分がもし”彼”、”彼女”の立場だったら?と考えるとぞっとします。でも、読んでよかったーと思える本でした。

