死のドレスを花婿に

著者  :ピエール・ルメートル
出版社 :文芸春秋
出版年 :
2015年
ジャンル:
ミステリーサイコスリラー
ページ数:388P

Fear2

Surprise3

Bitter2

あらすじ
ソフィーは怯えていた。かつては優秀なキャリアウーマンだった彼女には秘密があった。ときに奇行を起こし、そのことをまるで記憶していないのだ。そのせいでソフィーは職も地位も失ったのだった。
自分は正気を失ったのか。恐怖を抱えながらも、高名な政治家の家でベビーシッターをつとめるソフィーだったが、ある日、決定的な悲劇が訪れ、彼女は恐慌にかられて逃亡を開始した。自分は人を殺したのか? 自分は狂気に捕らわれてしまったのではないのか? そんな彼女をずっと見つめるフランツ。彼の暗い歩みとソフィーの狂気の逃亡が交差するとき、おそるべき罠が全貌を明らかにする!

ひとこと感想:
ピエール・ルメートルさんの作品はどれも残酷で、描写がグロテスクな部分があり、苦手な人は控えた方がいいかもしれません。僕も苦手でしたが、その苦手さを越えてしまうようなストーリーの面白さがあります。
特に、この作品は躊躇なく行われるえげつない行為が多々ありますが、読後はなぜかスカッともしつつ、少し苦い気持ちにもなりつつ両方の面を持った不思議な感情になります。
ピエールさんは警部シリーズの三作品、「悲しみのイレーヌ」「その女アレックス」「傷だらけのカミーユ」で有名なのですが、こちらの作品は「悲しみのイレーヌ」の原点を思わせる作品になっています。

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